2016.06.19

またまた原発にからむあきれた話

 

カテゴリ:震災、原発事故

 

 東京電力福島第1原発事故で、当時の首相官邸が「炉心溶融(メルトダウン)」の言葉を使わないよう東電に指示したと推認されるとした東電の第三者検証委員会の報告書を巡り、当時官房長官だった民進党の枝野幸男幹事長は17日、報告書の内容に強く反発した。参院選応援で訪れた福島市で「指示したことはない」と関与を全面否定した。


【図解】東京電力が炉心溶融を認めるまでの経緯

 

 枝野氏は記者団に対し「(報告書で)東電社長と面談したとされる3時間前、(官邸での)記者会見で炉心溶融の可能性に言及した。(その後に使うなと指示する)こんな矛盾はない」と強調。検証委は東電関係者への聞き取りしか行っていないとし「独立性に疑義がある」とした。

 枝野氏は「東電や検証委の弁護士に対して法的措置も含めた対応に着手する」と説明。「恣意(しい)的な報告は選挙妨害の疑いがある」と語った。 

 

〔以上、河北新報 618()1229分配信 〕

 

 

 

第三者検証委員会の報告」(しかも、炉心溶融隠ぺいの責任は民主党政権にあったといわんばかりの報告)がなぜこのタイミングで、と思ったのは私だけではないでしょう。仕掛け人は誰でしょうね。

 少なくとも、原発震災という状況下で安倍晋三が当時の菅首相を攻撃するデマ情報を流し続け、危機と混乱を拡大すると同時に、自分たちの責任の隠ぺい(責任転嫁)を図った事実は疑いえないと考えています。(過去記事にリンクを貼っておきます。)

 

 原発事故 なぜ検証が必要か? 


 あきれたなぁ 〜原発事故を防ぐチャンスを捨てた内閣〜  

 

 私は、このように無責任で厚顔無恥な言動を忘れることができません。

 

 もっとも、現首相の厚顔無恥はこの時だけではありません。去年、「安保法制成立」後に京大の有志が発信したメッセージにも強い共感を覚えています。ぜひ、ご一読を。

 

 というより、メッセージ画像を見ていただいたほうがいいですね


 わたしたちは、忘れない。
 人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。
 戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己的」と罵った議員の無恥を。
 強行採決も連休を過ぎれば忘れると言い放った官房長官の傲慢を。

 わたしたちは、忘れない。
 マスコミを懲らしめる、と恫喝した議員の思い上がりを。
 権力に媚び、おもねるだけの報道人と言論人の醜さを。
 居眠りに耽る議員たちの弛緩を。

 わたしたちは、忘れない。
 声を上げた若者たちの美しさを。
 街頭に立ったお年寄りたちの威厳を。
 内部からの告発に踏み切った人びとの勇気を。

 わたしたちは、忘れない。
 戦争の体験者が学生のデモに加わっていた姿を。
 路上で、職場で、田んぼで、プラカードを掲げた人びとの決意を。
 聞き届けられない声を、それでも上げつづけてきた人びとの苦しく切ない歴史を。

 きょうは、はじまりの日。
 憲法を貶めた法律を葬り去る作業のはじまり。
 賛成票を投じたツケを議員たちが苦々しく噛みしめる日々のはじまり。
 人の生命を軽んじ、人の尊厳を踏みにじる独裁政治の終わりのはじまり。
 自由と平和への願いをさらに深く、さらに広く共有するための、あらゆる試みのはじまり。

 わたしたちは、忘れない、あきらめない、屈しない。