NHKを監視・激励する視聴者コミュニティー

 

 さて、以前から(とりわけ「ISに後藤さんらが殺害された事件」の報道以降)、マスメディアの現状について暗澹たる思いを持った私は、微力ながら、優れた視点でつくられたと思われる番組には激励の意見、問題があると判断した番組には「厳しい指摘」をよせるように努めてきました。

 例えば、激励の意見を届けた番組としては

 
ワイマール憲法が生んだ独裁の教訓
 池上彰緊急スペシャル!! なぜ世界から戦争がなくならないのか?!

 などがあります。

 そのような関心から、「報ステとnews23を応援する会」の取組にも注目してきましたが、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」というものがあることを知ったのは、恥ずかしながらごく最近、1か月ほど前のことです。 

 7月に公開された活動としては
NHK政治部 原聖樹記者への公開質問状

があります。私自身、問題となった番組「クローズアップ現代+」(619日放送)における同記者の発言内容には違和感を覚えましたが、公開質問状は、その具体的発言に即して公正な「事実確認」を求め、「正確な取材に基づいて真実や問題の本質に迫る姿勢」、「虚構や真実でない事柄が含まれていないか冷静な視線で見極めようとする姿勢」をしっかり求めるものでした。

 ともすれば、一方的な情報の受け手になりがちな視聴者が、公共放送を「監視・激励」し、「具体的な事実確認」に基づいた質問・意見を丁寧に届けていく取り組みは極めて重要なことだと思いますね。

 BPOへの審議要望書=
クローズアップ現代+「韓国 過熱する『少女像問題』初めて語った 元慰安婦」に関する審議要望書もぜひご一読ください。