中内敏夫 『教室をひらく』
序論 〈教育〉的なものの概念
教育研究の諸分野
教育＝過程説と教育＝制作説
本書の主題
原論Ⅰ 目標と評価を結ぶ
第1章 結び目の課題
教育になじまない目標評価法
目標・評価論の現段階
今後の研究課題
第2章 目標論
一 教育目標の支柱
普通教育の目標と公共社会
目標内容論の課題
二 学力のモデル
博学説、三層説、実力説・能力説
学力の形成過程と精神社会地図
「普通教育」再考
第3章 評価論
一 全教育課程の羅針盤
教育評価の原理と方法
・ 測定意識の出現
・ 評価の概念の成立
・ 子どもおよび文化と評価
・ 教育課程における評価
二 指導要録の理論 （学力論も）
指導要録とは何か
評定の理論
評定・所見・観点・行動の記録
入学と採用試験
三 テストの思想
テスト体制と呼ばれる事態
「内なる自然」の構造
テスト体制から自由になるために
大学入試考
第4章 目標づくりの組織論
一 目標決定の方策
二 下北・鶴岡での経験
四 開発・住民運動・教育課程の国家・住民による総括
五 なぜ「住民運動と教育課程」か